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インボイスについてもっと早く知りたかったこと

インボイスが始まってはや5ヶ月、それなりに時間が経ちました。

会社で備品を購入するときや会食などのセッティングする際などいちいちインボイスが出るかどうか確認しなければならず厄介だなと思います。

自分で会社に精算する経費についてはこういうことを確認しながらやっています。

が、やっぱりやらない人はやらないわけで、まぁまぁの数の領収証でインボイスのないものを確認せずそのまま回してくるケースが多く、世の経理社員は面倒な作業に追われているんじゃないかと思います。

とあるニュースサイトなどでも、インボイス導入で経理担当の3人にひとりが異動・退職・転職を検討しているような記事がありました。

もっともだなぁと思いながら見ていました。それくらい大変です。すごくよくわかります。

よくわからないまま手探り状態でのスタートしている企業(特に中小零細や個人事業主など)が多いからのように感じます。

今日は、自分も経理に携わっていてもって早く知りたかったことについて紹介します。

インボイス記載事項チェックシート

インボイス制度の肝になっているインボイス対応の請求書や領収証ですが、自分で理解するので精いっぱいで他の人に理解してもらうのに今でも苦労します。

経理以外の人間は、まぁニュースでいわれてるけど正直よくわからないというスタンスでいるからです。そして、中には経理社員が指摘するだろうからいいや!ぐらいに感じている社員もいてさらに厄介です。

私も初めは自分で作った資料を用いながら、会議などで各現場の社員に対して周知してくれるように説明して回っていました。

つい最近、株式投資の損失の繰り越し控除のために確定申告する際に、チラッとインボイス関連のページをネットサーフィンしていたときに偶然見つけました。

何かというと、インボイス記載事項チェックシートです。

似たようなものはあったんですが、いかんせん文字の羅列のQ&Aとかに付随する資料ばかりだったのでこれは従業員に配布するには便利だなと思いました。

また、マンガでわかるインボイス記載事項というのも紹介されていました。

これも経理以外の社員にはとっかかりやすいのかなと思います。いずれも国税庁のホームページから見ることができます。

資料を見るといずれも令和6年2月となっています。最近作ってくださったみたいです。ありがたい。

でも、経理社員として正直に思います。インボイス導入前に作って配布してほしかった・・・。

立替金精算について

これもややこしかったです。

事務所の賃貸などで水道代やガス代などが立て替えられたものが請求されることが慣習上よくあります。

それに対するインボイスの必要な書類関係に関することです。これ、社内向けにというよりは大家さんとか管理会社の経理ではない人に説明するのが本当に苦労しました。

これに関しても、問い合わせが多い質問ということで補足資料が作られています。

また、動画にもなっています。

国税庁動画チャンネルより

国税庁動画チャンネルというものがあったんですね。初めて知りました。

2009年から開設されていたみたいです。私が経理に携わるよりも前から存在していたことにびっくりしました(笑)

この立替金精算の動画も2024年2月に作られていました。これまた、今更感がすごいですが、他にも確定申告の動画など有益な情報を発信しているので見てみるとためになります。

もっと早く知りたかった

国税庁のホームページにはインボイス導入以降お世話になりっぱなしです。

でも、もっと早く知りたかったなぁというのが正直な感想です。

いっても仕方がないので、ありがたく使わせてもらおうと思います。

また、いつまでやるのかはわかりませんがインボイスコールセンターというのもやっていてそっちにはこの5ヶ月で30回以上問い合わせています。(クレームじゃないですよ)

いろんなケースでどうしたらいいのか迷って電話をすることが多かったです。

一般的なことには答えていただけますが、込み入った内容になったり、相手との交渉前提の内容だと所轄税務署にたらい回しされるのが玉に瑕ですが・・・

インボイスについてもっと早く知りたかったことについて書いてみました。参考になれば幸いです。

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