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日経新聞の定期購読を再開したお話

今日は、日経新聞を最近、また定期購読したことについて綴っていこうと思います。

初めて日経新聞を購読し始めたのは、大学1年の頃・・・。

やっとの思いで大学に入学し、これから経済について学んでいこうと前のめりになっていた。

だけど、何をやったらいいのかさっぱりわからなかったときに日経新聞を読むように教授に勧められて、購読したのが始まりだったと思う。

当時大学へは片道3時間半かけて通っていて、その大部分を電車の中で過ごしていた。

その時間つぶしに新聞読めば、時間もつぶせるし、経済の知識や感覚も養われるので一石二鳥だと思ってそうした。

この3時間半の電車通勤については、今から思えば、借金してでもワンルームでも借りて大学生活を送ればよかったと思うが、その時は電車で通った方が安かったのでそっちの選択をした。当時はそれが最善だと思っていた。

まぁ、家庭に余裕があるわけではなかったし、すでに学費の大半を借りていたので追加でというのは難しかったのだけど・・・

日経新聞の購読を止めた理由

大学のころから購読して、社会人になってもそのまま継続して購読していました。大学のころから読んでいたので読み慣れるというか新聞を読むのに抵抗があるということは全くなかった。

大学時代のころは新聞を読んでいても、ただ読んでいるという感じしかなかった。

しかし、社会人になってからは、日経新聞を読んでいることで世の中のニュースについていけているような気がしていた。

特に営業に出るようになって、お客さんと話をする際に、天気の話だけでは間が持たないので新聞のニュースをうまく使って役立っていた。

そんな日経新聞だが、長年定期購読をしていたがある時に止めようかなと思い、購読を止めてしまった。

日経新聞を定期購読を止めてしまった理由は大きく2つある。

①経済的に厳しくなったから

②ネットニュースで事足りると思ったから

一つは経済的な理由。20代後半で転職をしたんだけど、私の場合、いわゆる給与が上がる転職ではなく、未経験職種への転職だったので給与が大きく下がってしまった。70~80万円くらい額面で下がったと記憶している(多分・・・)

日経新聞は今でもそうだけど他の大衆紙よりも値段が高い。それなりに稼いでいるビジネスパーソンにはなんともないだろうけど、転職したてでそれだけ給与が下がった自分には継続することは辛かった。

もう一つは、スマホが普及してきたこともあってネットニュースをよく見るようになっていた。当時はヤフーのポータルサイトのネットニュースをよく見ていた。ポータルサイトのネットニュースが徐々に充実していっているのがわかったのでこれで大丈夫なんじゃないかという気持ちが大きくなっていった。

大きくはこの2つの理由で辞めてもいけるのではないかと思って思い切ってやめたというのが数年前のお話でした。

定期購読を止めたことによるプラスの変化

日経新聞を辞めてみて感じたメリットというかプラスの変化について思い出してみる。

①家計が少し楽になった。

これは間違いがない。当時で4,000円/月くらいだった出費が減ったのでずいぶんと家計が軽くなった気がした。

特に当時は、この時期に一人暮らしを始めたこともあって、収入から家賃とか光熱費などの固定費を差し引いたら手残りはほとんど残っていなかった(昇進もしていなかったし)

給料が減ったのに一人暮らしをしてカツカツだった家計で新聞を止めたことで少し余裕ができたような気がした。ちょうどこのころ、投資信託の少額の積み立てとかも始めたような気がする。

この頃から積み立てている投信だがなんとコロナ禍で下がりはしたが、今もマイナスになることなく含み益の状態で積み立てられている。

②ネットニュースで十分!?

ちょうど転職して、デスクワーク中心の仕事になったころ、ちょっとした空き時間によくネットサーフィンをしていた。

ネットサーフィンといっても、仕事をさぼっていたわけではないw

ほんのちょっとした小休憩のときにちょっとパソコンを見ていただけだ・・・うん。

そのときによくヤフーなどのポータルサイトのネットニュースに触れることが多くヤフコメ含めよく見ていた。

そのときにふと、無料のネットニュースもそれなりに充実しているし、日経新聞でなくてもネットニュースで十分かなとおもうようになった。

その当時は、そんなにニュースを掘り下げて聞かれたりすることがなくなっていたこともあってそういう風に感じていた。

実際に試しに、日経新聞を読むのを止めて、ヤフーニュースとかだけになったらどうなるのかやってみた。

すると、読んでいた頃とほとんど変わらないような気がした。

今となって思うのは試してみた期間が少し短かったのかもしれない。止めたことに後悔はしていないのでいいんだけど・・・

定期購読を止めたことによるマイナスの変化

反対にマイナスの変化について考えてみる。(※あくまで私個人の意見というか自分の感想なので正確ではないと思う)

正直、止めた当初は、マイナスの変化なんてなくていいことづくしのように思っていた。

明らかなマイナスは、2点。新聞の紙面を読みながら、考えるという習慣がなくなってしまっていたことと、全く興味のない事柄については触れる機会が徐々に失っていたということ。

考える習慣というか、活字で読んでいると無意識に読みながら考えたりする思考の余白みたいなことをやっていたんだけどそれがやらなくなったことで、物事について深く考えるということがおろそかになってしまっていた。そうならない人もいると思うけど自分の場合はそうなっていた。

もう一つは、世の中のニュースに広く触れるということができていなかった。先ほど止めた理由でネットニュースで事足りるということを挙げた。それはある一面では間違っていないと思う。

でもどうしてそう思ったかというと、あんまり詳しくはないのだけど、普段よく見ている、もしくは検索しているニュースは、アルゴリズムによってなのか特定のジャンルに関する内容の記事が多くなってしまう。

似たようなジャンルの記事ばかりで、自分に興味のない記事は全く目に触れない。新聞を読んでいたころは、リード文というか見出しはサラッと目を通していたので幅広く読んでいたように思うがそれがない。

つまり情報の偏りが大きくなったのがマイナスの変化だと思うようになった。

日経新聞を改めて購読しようと思ったワケ

日経新聞の購読を止めてのプラスとマイナスの変化について振り返ってみた。

そして、改めて定期購読を再開しようと思ったワケを綴ってみよう。

将来、また止める時が来ると思うんだけどそのときに前回再開したのはなぜというのを思い出すための備忘録として・・・

まず一つは、昇進して経済的に余裕が出て新聞の購読を躊躇するような状況ではないこと。

止めた理由の経済的に厳しくなってきたというのが、昇進によりそうでもなくなった。

そして、もう一つが昇進して管理職になり、知識のインプットが足りないと痛感するようになったこと

いろいろ若いころの時のように何も知らないではなかなか世知辛い環境になってきた。

意見を求められる機会が増えたことや人の相談に乗ることがふえたこともあり、インプット不足を痛感するようになった。

また、周りより早く称したことも関係しているかもしれない。もしくは私のパーソナリティーなのかもしれないが、周りは何でも知っている人みたいなイメージがついてしまっているのもある。

管理職って何でもかんでも知ってるわけではないし、私はスペシャリストに近い職歴を歩んできている方だと思うけど、特定の分野以外のことはほとんど知らない。特定の分野のことであったとしても、社内教育みたいなものは皆無だったし、知らないことの方が多い。

しかも管理職になって、仕事には直接関係のない世の中のニュースについて意見を求められたりすることが多くなり、それが情報のインプットが足りないと感じることにつながっているように思う。

おわりに

なんとなく日経新聞を購読しなくなった理由と、再開しようとしている理由をつらつらと書きだしてみました。

ちょうど明日までに申し込めば、日経新聞が2ヶ月無料らしいこともあり、早速定期購読を再開しました。

4月から5月初旬のちょうどこの新社会人の誕生する時期に日経新聞は毎年、春割をやっているような気がします。

再開するにもちょうどよい時期だったのかもしれません。

実際、日経新聞の購読を止めてみて、後悔などはありませんでした。一度止めることで、得た経験もあるので・・・

止めることで、やっぱり新聞ってよく考えられて記事がつくられているんだなとか。自分の興味のある分野だけでなく世の中のニュースを網羅的に把握するツールとして優れている面があることなどに気が付くことができたので。

数年ぶりの再開、しかも昔と違ってタブレットで新聞を読むというこのスタイルにも慣れていこうと思います。

もちろん、最終的な目的は知識のインプットを補って、アウトプットできるようにならないといけないなと思いつつ今日はこの辺で終わろうと思います。

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